あやめ浜

こんにちは。
4月も末だというのに、毎日風がとても冷たい京都です。
ECOPメンバーの一人、韓国出身の李さんは、日本に来て11年になるけどこんなにいつまでも寒い春は初めてだ、と言っていました。
5月の連休は、公園でTシャツ1枚はまだ無理でしょうか。


さて、先日よりご紹介している「あやめ浜」は滋賀県の琵琶湖にあります。
琵琶湖といえば、「バス釣り!」という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

私も釣りは小さなころ楽しんだことがあります。波止場やら釣堀レヴェルですが… ぐいっ!とくるアタリ(引きの手ごたえ)や、釣れた魚を食べる時がとても嬉しかったのを覚えています。

バス釣りはアタリや大きさ、ボートに乗る時間を楽しむレジャーで、とても人気がありますね。世間で問題になっているのはしかし、ご存知の通り、この魚「ブラックバス」「ブルーギル」の性質ですね…「外来魚」とは「在来種」、つまり日本にむかーしからいる魚に対する言い方です。1990年代から、生態系を破壊する!といって問題視されている魚たちです。

外来魚のひろがりが起こす諸問題や、それがほんとうに悪いことなのかは本日は置いておいて、それらの魚を使った液肥づくりの実験に関して紹介します。


ブルーギルをバケツのなかに入れます(捕獲して死んでいるもの)

そこにEM活性液を流し込みます


それを寝かせること、4週間…

なんと!
肉の部分は分解して液状になり、骨だけ形を残しました。

<少し拡大>
ふつうなら、水分にひたした魚肉を1ヶ月も放置すれば腐ってしまいます。「腐敗」です。EM活性液に漬け込むと、有用微生物群のはたらきで発酵した状態になります。

これはあくまで実験ですが、外来魚の解けた液体は肥料になると思われるので畑に流しました。